2010年10月25日月曜日

インドで働く日本人

先週の金曜日、日本人会のおじさまとおばさまのコーラスグループに初めて参加した。

思ったよりも人数は少ないけれど、本格的な活動をなさってる。
定期的に発表会もあるみたい。ちょうど私の帰国日(12月19日)に発表会が行われるらしい。

コーラスの練習後、近くの韓国料理店で食事をした。
参加されている方々は、インドで働く日本人っていういい顔をしている人もいる。
ある奥様は4年間の駐在期間にタミルダンスを習得し、
翌日発表会を岸さんと観にいった。
その他にも、ヒンディー語やカンナダ語を習い、生け花を教えているらしい。
駐在の奥様、少しうらやましかった。笑
また、インド人のお金持ちと結婚した奥様はすごく上品で、
「あなたの手を見れば、ピアノをやっていたって分かるわ」と
言われて、私はすごく驚いてしまった。

このコーラスグループは私が今までインドで体験してこなかった新しい世界のように感じた。
インドの身近な観光スポットやローカルバスの乗り方を興味津々に聞いてくる奥様、
「世代の違い」と「生活の違い」を強く感じさせ、面白かった。
中には、バスにもオートにも一度も乗ったことがない方もいて私も驚いた。
専用車を持っている駐在の方はバスにもオートにも乗る必要がない。
しかし、私はバスとオートがなければどこにもいけないっといった具合である。

おそらく、コーラスグループのみなさんは、私も日本にいたときに気づかなかった
チキンの温かさに今も気づいてはいないのかなと思う。
インドではスーパーなどでは日本と変わらない冷蔵の鶏肉を売っているところもあるが、
市場で買う鶏肉よりも当然高く、新鮮でない。
だから、インド人のほとんどは市場で絞め殺したばかりの鶏を買っている。
鶏の羽を剥ぎ、店の前につるしてあるのもよく見かけるけれど、
つるした鶏がないときは、すぐさま鶏を絞め殺して買うことになる。
それを受け取るときに感じるその鶏の温かさ。
その温かさを感じるとついさっきまで鶏が生きていたことを体感させられる。
約20年以上もきれいにパックになって包まれた冷たい鶏肉にしか触れてこなかった私は
自然な温かい鶏肉になぜか違和感を感じる。
そして、インドに来るまで実際に見ることのなかったこの工程を見ることは
鶏を殺して食べているということをより強く感じさせられる気がする。

あ、話がそれてしまったけれど、それをさらにそらすと
インドはよくkg単位でものを買う。笑
もちろん、鶏肉もkg単位であるし、先輩の高橋さんがケーキ屋さんでケーキを頼んだら、
日本であれば、何cmになるが、何kg欲しいのかと聞かれたそうである。
まさか、ケーキまでkg単位だとは思わなかった。笑

まとまりがなくなってしまったけど、日本を感じさせる楽しい会だった。
久しぶりの韓国料理、懐かしく感じた。

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