2011年1月7日金曜日

進め、輝け2011年!


先日、新年の目標を書こうと思ったのに、2010年を振り返ってしまった私。
写真は、ネパールのパルパの村に行ったとき見えたヒマラヤ山脈。

今回こそは、新年らしいことを書きます。

今年の目標は「時間を有効的に使えるようになること!」

①早寝早起き
②少しでも体を動かす
③人との出会い、再会を大切にする
④人の役に立つ
⑤私に合った仕事に就く
⑥毎日、英語に触れる
⑦ナーガリ文字を書けるように、読めるようになる
⑧南アジアのどこかで卒論を書く
⑨ラストの大学生活で様々な本を読む、お気に入りが見つけられるくらい読む
⑩このブログを継続させる

2011年は有言実行で、日々前進できるように頑張ります。

2011年1月5日水曜日

帰国後、お正月のお饅頭の中の乾燥剤に気づかず、かじってしまう。



遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます!

予定通り、先月19日に日本に帰国し、早速奈良へ出かけ、
あっという間に時がすぎてしまいました。
そろそろぐーたら生活も卒業して、今年も頑張らなきゃと思います。

その前にできる限り、2010年を振り返ってみると、

去年の今頃は、エクトールに会う寸前で
心が一番躍ってたかもしれません(笑)
でも、エクトールがいなかったら、私はインドに行って
現地の旅行会社で働き、自分自身を成長させたいと思うこともなかったと思います。
初めてインドに行って、このままの私では全然世界に通用しないということを痛感し、
エクトールのパッションのおかげでインド行きを決意した私。
振り返ってみると、いい出会いだったと思います。

そして、2月14日に日本を出発し、翌日からインターンを始めたけれど、
最初はやる気が空回りしてばかりで、苦労したことも多かった…
毎日、オフィスでは日本語の会話、仕事もほとんど日本語での作業、
インドの行ったこともないホテルの魅力を何百件も書くことが苦痛でしかたなかった。
こんなことするためにインドに来たんじゃない、
インドに来てまでも日本語を毎日注意される私。
どこに至ってできてしまう仕事にだんだん張り合いがなくなってしまった。
そんなある時、めずらしく日本語が分かりやすくなったとボスに褒められ、
単純な仕事でも丁寧に心を込めて、自分の仕事にしなさいとアドバイスを受け、
どうにか期限までに終わらせることができ、ちょっと達成感を感じた。

1ヵ月後、次に入ったばかりの宮田さんとインド全土のホテルの料金集め。
初めは、電話越しで適当に対応するインド人に腹が立ち、
1つのホテルに何度も同じメールを送ったり、電話したり、
これが何百件ともなると、普段は話すことが全く苦にならない私も
嫌気が差してきた。ホテルの数が多いだけに、少ししたミスでもいらいらしてしまい、
途方にくれるような思いになった。だけど、隣で一緒に頑張ってくれる頼もしい宮田さんの姿をみて
私もこのままじゃいけないと刺激を受けた。
時には夜遅くまで2人で話し込んだり、仕事をしたり、今思うとそんな仕事後がすごく楽しかった。

また、プライベートで週末にマニプールの友達と
オールドモンク(ラム酒)を片手に夜通しで話し込んだり、踊ったり。
中でも一番印象に残っているのはケーキを顔に塗って祝ってくれた私の誕生日。
ケーキがもったいないとか、片づけが大変とか目先のことなんて考えれば誰でもすぐに分かるのに
そこをやりたいようにやるインド人。マニプール人はよく自分たちのことをインド人じゃないというけれど
そういうとこが私はやっぱりインド人だと思うし、大好きだったりする。

しばらくしないうちに、初めは同じ仕事をしていた宮田さんがだんだんお客さんの対応や関連企業との
やりとりなど私と違う仕事をするようになって、
今度はインターンと正社員の差に愕然とする。
無知な私が悪いのだけど、そんなときは同じ会社でない日本人の友達が何度も励ましてくれた。
つらくても最後までやり遂げたら絶対に自分の力になるよ。
ってかじさんがいってくれた言葉のおかげで私は最後まで諦めなかった、
諦めたくなかった。そして、今あのもがき悩んでいたときにやめなくてよかったって心のそこから思う。

一緒の会社の先輩も私がやりたいといった私にとってはレベルの高かった仕事に
夜まで付き合ってくれたり、ときには一緒に飲んでくれたり、
つらいときはいつでも話を聞いてくれ、みんなすごくいい人ばかりだった。
最後にはもっとここで一緒に働いてよ~って言われた言葉がすごく嬉しかったし、ちょっと寂しくなった。
思い返してみると、仕事は自分次第で楽しくもできるし、つまらなくもできた。
自分で頑張ろう、挑戦しようって思わなきゃ何をやっても楽しくないし、
単純な誰にでもできそうな仕事でもミスがないように丁寧に行えば、相手に誠意が伝わる。
そんなことは当たり前で、仕事に限らず何事にも置き換えて言えることだけど、
インターンで仕事に関わることが少しでも経験できて本当によかったと思う。

正直、私のインターンの経験は日本でも同じような経験ができることも多くあると思う。
けれど、インドのいくつものホテルと電話でやり取りし、時には交渉し、
ホテルの営業の方と話したり、パーティーに参加したこと。
日本からインド旅行にいらっしゃるお客様、中には大学生とも触れ合い。
接客の中での段取り、インドでガイドをする際の注意点、特に
私が勉強したり、実体験したことが相手の役に立ったと分かったときはすごく嬉しかった。
何より、この1年で新しく出会った人たち、そして再会した人たち。
たくさん刺激をもらい、勇気付けてくれた人たちはインドに来なきゃ出会えなかった。
それが何より1番だと思う。
4年も前から、2010年は上海万博に行って、パト(メキシコのサッカー選手!笑)に会うためにワールドカップをみに南アフリカも行きたいと夢を見ていた私だけど、インドを選んでたくさんの人たちに恵まれて本当によかった!!ワールドカップのテーマソングであったWaving flagを聞くと、今でもそのときの私の心情とインド人の友達と騒いでたときの気持ちを思い出し、元気が出てくる。

インド。
本当に広くて、様々な文化や宗教をもつ人たちが交じり合い、多言語が飛び交う中で、自分がここにいると実感する。なぜなら、異なった環境で暮らしている人と触れ合い、私はこうなんだ、こういう人になりたいんだと自分を相手に伝え、時には自分も自身を発見することもある。様々な人たちの人生の選択肢を知り、本当に自分の大切なものに気づき、少しずつ強くなる。2010年は自分を失わない覚悟を持てた1年であったと思う。
インドに行く前に考えていた「世界のどこに行っても通用する日本の心を持った国際人になる」って目標は
到達するまでに階段が10段あるとしたら、1段くらいしか進めた気がしないけど、これからも目標にして頑張りたいと思う。

最後になってしまったけれど、インドや日本で支えてくれたみんなに心の底から感謝、感謝、感謝!
一人でインドに行ったけど、いつも一人じゃない気がしたのはたくさんの励ましの言葉のおかげです。