2010年8月8日日曜日

Life is like a river

最近、時の流れの速さをよく感じる。

今週の木曜日と金曜日はインド料理を高橋さんと作った。
高橋さんの味付けは本当においしい。
卵カレーもダルもレパートリーに追加できそうだ。

土曜日はAmpとCとJoと須田さんとコーナーハウスへ。
たったの1時間だけだったけど、タイのことを知れるいい機会だった。
その後、高橋さんとMGロード散策。
ヨーグルトのお店にお母さんを連れてきたいな。
エジプラではボリウッド映画のKitsを観た。
観終わってからもしばらくクリシュナのことが忘れられなかった。
インドに来てから、よく本当に自分にとって大切なものを考えることが多くなった。
おかげで、日本に大切な家族、友達が多くいることに改めて気づく。
夜中まで、エジプラファミリーと飲み過ごした。

日曜日の朝、寝坊をしてしまったが、いつもより1つ遅いバスの中で素敵な出会いがあった。
いきなり、日本人でしょ!っとおばさんたちに話しかけられたときは
いつも中国人かマニプール出身に間違えられる私を驚かせた。
気さくなバスの運転手と切符担当のスタッフは私を和ませた。

私の先輩の給料は25000ルピー。私の給料は15000ルピー。バスの運転手の給料は10000ルピー。
そして、政府によってバンガロールに派遣された友達は100000ルピー。
給料からも分かるように、私の生活はバスの運転手に一番近い。
もちろん、バスの運転手と私の生活の保障の差はあるけど、
先輩の中にはインドでバスに乗ったことがないって人もいる。
きっと、給料が多い人ほどその差には気づかないんだろうな。
言葉は片言の英語とカンナダ語だったが、
少しインド人の中に溶け込めた気がした時間だった。

よく、バンガロールの街中で手や足を切断された人がお金や食べ物を欲しがっているのを見かける。
以外にも、お金や食べ物をあげるのは外国人やお金持ちのインド人ではなく、
ごくごく一般のインド人。

インドでインド人にもまれながら生活していると、
ふと、何もかも恵まれている日本での生活を思い出す。
失ったものの大きさに悲しくなることもある。
でも、日本では見えなかった社会もみることができる。
日本では味わうことのなかった気持ちにもなる。
もし、日本の会社の派遣でインドに駐在していたら
おそらくインドのこの部分を知らずに生活することになるだろう。
もし、旅行者としてインドに訪れていたら
おそらくインドの中身まで見ることができないと思う。
決して、自由で欲しいものがいつでも手に入る生活ではないけど、
教会でも、インド人の中に溶け込めたとき、
インドにこれてよかったと思ったし、なんだか嬉しい気持ちになる。

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