2010年8月31日火曜日

未来へ

半年ぶりにお母さんに会った。

久しぶりの再会の初日は嬉しさをあまり表現できなかったけど、
朝方までお母さんと話し込んだ。
そして、5日後のお母さんとの別れ時には
涙が止まらなかった。

インドで生活している私にとっては当たり前のことも
日本から来たお母さんにとっては慣れないことが多い。
食事から交通手段まで、すべてのことにお母さんは衝撃を受けていた。
なれない環境の中で、少し無理をさせてしまったかもしれないが、
最後の手紙には「楽しいインド旅行をありがとう」と書いてあり、
私も嬉しくなった。
ゆったりとした時間の中で人々の生活を垣間見ることのできるアレッピー。
決して高級なハウスボードではなかったけれど、食事とスタッフのサービスはとてもよかった。
世界中から観光客の集まる港町コーチン。
イメージしていた町並みとはだいぶ異なっていたが、
伝統舞踊鑑賞やアユルヴェーダなど楽しむことができた。
15世紀の王朝の遺跡が数多く残り、世界遺産としても有名なハンピ。
美しい景色と人との出会いが充実した、私にとっては最も思い出深い場所となった。

大学に入学してから、ずっと離れて暮らしているけど、
正直、今まで寂しいと感じることはあまりなかった。
よく奈良にも来てくれてたし、日本にいたときは顔を合わせる機会も
何かと多かった。しかし、インドに来てみれば、週末に少し会うこともできないし、
1日の大半を仕事に費やし、連絡が取れる時間も限られている。
最近は、仕事が終わるころにはもうお母さんは寝ている時間であることが多い。
そんなときに懐かしいKiroroの「未来へ」を聞くと、すごく元気が出る。
小学生であった当時は、歌詞の意味も深く考えず、
流行につられて歌っていたけれど、今は歌詞が心にじーんとくる。
今回は お母さんと2人で旅行するのは初めてだった。
インドに限らず、就職したら、もっといろんなところに連れて行ってあげたいと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=5EIJ05Ri2pM







2 件のコメント:

  1. ちひろ!
    インドの生活、有意義に暮らしてるみたいでなにより!
    うちは今、タイのチェンマイってところにいるよ^^
    ゲストハウスには、韓国人、ドイツ人、日本人はじめ色んな人がいておもしろいよ!80歳になるおじいさんも一人旅してて、色んな人生があってしみじみ。
    タイではインド系移民の4歳くらいの子が夜中まで働いていたり、ラオスから出稼ぎにきてたり、何か考えちゃうよ、、
    ちひろの言う通り、旅行だから日常とかまではわかんないけど!
    日本に帰って来るころには、もっと素敵になってるね!きっと笑
    クリシュナは日本にいるの??
    いずみ☆

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  2. いずみちゃん!
    久しぶり!コメントしてくれてあっりがっとねぇ~!!
    えっ!!タイにいるの?!
    私も今、インドの帰りにタイに寄ろうか考えているよ!!
    また、なぜチェンマイまで??一人で??
    やっぱ、旅はいろんな人に出会えるからいいよね!!
    この前、何歳か分からないけど年配の日本人のおじいさんがバックパックでうちのオフィスにも来たよ!!
    何十年経ってもたくさん旅したいね~♪

    本当に日本にいたら、幼い子が働いているなんて考えれないし、想像もつかないから、すごく衝撃を受けるよね。また、インドでもその子たちの生活力、たくましさに本当に驚かされるよ。この前、デリーのお寺であった男の子はもう16歳だったけど、両親がいなくて、学校にも通わずに、お寺で住み込みで朝から夜まで働いてた。英語があまり通じないんだけど、片言でいつも挨拶してくれるし、みんなにいつも笑顔を振りまいて、本当にかわいかった!!また、その男の子の名前がクリシュナなんだよね!笑 実際、インドで暮らしていると、貧しい階層の人たちってそんなに幸せそうに働いてなくて、よく気力が抜けた人も見かけるんだけど、そんな中で頑張ってる人を見ると、本当にその人の生き方に胸が熱くなるよ。

    で、クリシュナは、実は今月やっとインドに帰ってくるよ。会うかはまだ分からないけど、たぶん会うと思う。笑

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